達川さんが指摘したカープ大瀬良投手の異変とは
オープン戦がスタートしてここまで、
昨季セリーグ最多勝投手、勝率1位のカープ大瀬良投手が少しおかしい
とにかく調子が上がらないんです
オープン戦で3試合登板、勝敗は2勝0敗とはいえ、
12回投げて、被安打21、本塁打1、自責点9、防御率6.75という不安定さ
立ち上がりが特に悪く、失点を重ねています
ここまで調子が悪くても、きっちり開幕には仕上げてくるだろうと、楽観視しているファンもまだ多いと思います
私もその1人です
今までの実績を考えれば、必ず開幕に合わせてくると信じています
まだまだオープン戦
ここまでのローテーション投手ともなると、開幕に調子をピークに持って行く調整をしていると思うのですが、3試合ともすっきりした投球を見せられていないので不安なことは不安です
私は技術的なことはわかりません
ましてや、テレビ画面を通してチェックしているだけですから、ブルペンなどでの投球を見れていないし、現場レベルでしか見えない調子など、さらさらわかりません
楽観視しているとはいえ、どこで心配していたかというと、
大瀬良投手のマウンドで見せる曇った表情
そして、マウンドに集まる時のキャッチャーの表情
また、ベンチの緒方監督をはじめとする佐々岡コーチなどの表情
それらが、とにかくすぐれないように見えます
結果が結果だけに、そう見えるのは当然ですが、
それ以上に感じるのがボールが走っていない様に見えること
この前の3月9日の対DeNA戦
先発した彼の成績は、投球回5、被安打10、被本塁打1、自責点3という内容
与四球は0だったけど、とにかく球が走っていなかったです
なんとなく感じたばらばらとした投球フォーム
そしたら、解説もそのことについて触れ始めました
そこでこの日の解説者の達川さんがしきりに話していたのが
- 投球フォームが悪い
- 左肩が突っ込んでいる
- 調子は去年の6~7割の出来
左肩が突っ込むことで、どうなるかの説明は達川さんはしてくれなかったので、
ちょっと調べてみました
体が突っ込むということでしか調べることが出来なかったけど、このように説明されていました
体が前に突っ込むと、肘を正しい位置まで上げる時間がつくれないためコントロールは当然、乱れます。前に踏み出す足が着地したとき、上半身はまだ両足乗っていないといけません。コントロールをつけるには、正しい体重移動とリリースポイントの安定が必要です。
(参考元 江藤省三の白球教室)
コントロールが安定しないという他に、球が上ずると説明しているのも見ました
はたして、あと2週間ちょっとで修正できるようなことなのか?
達川さんは、こう続けました
- 大瀬良は疲れている
- 2~3日のリフレッシュが必要
そして続けた達川さん独特のユニークな解説(達川節)は、「登山してきたらいい」
これを聞いて、その程度のことなのかと、ある面ほっとしました
昨年優勝して、結婚も発表したばかりの大瀬良投手
とにかくオフはとても忙しかったと思います
キャンプはすでに終了したとはいえ、開幕まではまだまだ時間があります
達川さんが解説した調子は6~7割
であれば、あと2回予定されている登板で、
次回7~8割、オープン戦最後の登板で8~9割とあげていけばいいんです
開幕まであと17日
彼ほどの実力者になれば、もう調整方法は熟知していると思います
次回登板は、今週末
そこでどれだけの投球が出来るのか?
結果ももちろんですが、どれだけの球が投げ込めるのか、テレビ中継でしっかりチェックしたいと思います
ジョンソンとのレベルの高い開幕投手争い
これがカープの強さの1つであると見ています