江戸時代は驚きのエコ社会だった! 繁盛していたリサイクルとレンタル
江戸時代は驚きのエコ社会だった!
「SDGs」への取り組みがスタートして以来、ようやく「SDGs」という言葉も定着して意識が高まりつつあります。
とはいえ、日本は最新の「SDGs」達成度ランキング(2021年)で世界18位です。
ちなみに、達成度ベスト3は、1位フィンランド、2位スウェーデン、3位デンマークとなっています。
「SDGs」は国際社会全体の目標ですから、まだまだ頑張って達成していく必要があります。
しかし、もともと日本は江戸時代には最先端のエコ社会だったことをご存じですか。
江戸時代は物資が限られていたこともあり、また住まい自体もとても小さな家でくらしていたため、モノをなるべくため込まない、モノを持たない生活をしていたようです。
そのため、家財をリサイクルして使う生活が定着していて、またそうしたリサイクル業者、またはレンタル業者などもいて繁盛していました。
衣類も食器もリサイクルして使うことが定着していたのです。
また、畳や布団・冠婚葬祭の衣装、あるいは鍋とか釜とか、あらゆるものが基本的にレンタルで賄っていたのです。
また壊れたものを直してくれる「修理屋」も人気でした。
割れた皿も焼継(やきつぎ)という技術で再利用していたくらいです。
ここまで徹底したエコ社会だった江戸時代にどれだけ近づけるかが、SDGs達成度ランキングの上位浮上となるかもしれませんね。