建さん広島復帰へ
高橋建メジャー断念、古巣広島復帰!
スポーツナビからの転載
広島が今季限りで米大リーグ・メッツを退団した高橋建投手(40)の獲得を目指していることが19日、明らかになった。球団はルイスの退団により、投手力強化に乗り出した。週明けにも正式にオファーを出す予定。元広島の高橋自身は来季について日本球界復帰を一番に考えていたが、獲得に乗り出す他球団はなく、2年ぶりの古巣復帰が決定的となった。
広島が昨年のFA宣言後、ブルージェイズを経て、メッツでプレーした高橋建の獲得を目指すことになった。球団関係者は「正式に申し込むことになる」と話した。14日にルイスの退団が決定。球団は投手陣の緊急補強の必要性を検討していた。
高橋は今季メッツで28試合に登板。「メジャーで1勝したい」と話していた夢こそ実現できなかったが、0勝1敗で防御率2・96と中継ぎで安定した成績を残した。広島では通算66勝87敗と実績も十分。経験豊富なベテラン左腕に対し、現場サイドも獲得への要望を出したこともあり、近日中にも本格的に交渉を開始する予定だ。
高橋は旧広島市民球場最後の08年、先発左腕としてクライマックスシリーズ争いに貢献した。先発19試合で8勝5敗、防御率3・50の好成績。また、同年は39歳2カ月の投手史上最年長記録で球宴にファン投票で選出された。
この年のオフに長年の夢であったメジャー移籍に向け、FA宣言を決断。翌09年2月にブルージェイズとマイナー契約を交わし、3月にメッツへ移籍した。5月2日のフィリーズ戦では日本人投手最年長、40歳でメジャーデビューを果たした。
ただし高橋は家族を広島に残し、単身で渡米していた。メッツ退団後、親しい知人には「日本でのプレーを前向きに考えている」と話し、日本球界復帰を目指していた。現在は広島市内の施設で自主トレに励んでいる。
ただし高橋は家族を広島に残し、単身で渡米していた。メッツ退団後、親しい知人には「日本でのプレーを前向きに考えている」と話し、日本球界復帰を目指していた。現在は広島市内の施設で自主トレに励んでいる。
高橋には広島に加え、在京球団を中心に数球団が関心を示していたが、ほぼ来季への編成陣容が固まっており、正式に獲得を打診した球団はなかった。現段階で日本球界で関心を示しているのは広島のみ。本人も古巣からのオファーを感謝し、前向きに検討しているもようだ。
高橋が加入すれば、ルイスの穴を少しは埋められる。来季の先発は右腕の大竹、前田健が確定。左腕では斉藤、篠田が候補となってくるが、まだまだ実績、経験とも不足しており、高橋が貴重な戦力になる可能性は十分。わずか1年とはいえメジャー実績を積んだ不惑の建さんがマツダスタジアムに帰ってくる。
高橋が加入すれば、ルイスの穴を少しは埋められる。
少しは
この言葉が本音です。
球団は、あと外国人投手をはじめとして
貪欲な補強をすすめて欲しいと思います。
球団は、あと外国人投手をはじめとして
貪欲な補強をすすめて欲しいと思います。