プロ野球で危険球のルールが改定されるきっかけになった試合はヤクルト対巨人戦
プロ野球で危険球のルールが改定されるきっかけになった試合はヤクルト対巨人戦
平成6年5月13日、プロ野球でセ・リーグで危険球のルールが改定されました。
頭へ死球は危険球とされ、投手は即退場となりました。
そのきっかけになったのが、5月11日に行われたヤクルト対巨人戦。
ヤクルトの投手が死球を与えたことがきっかけに、次に、巨人が死球を与え。さらにヤクルトが再び頭の付近に投球し、大乱闘になりました。
頭にぶつけてしまうことは大変危険なことです。
プロ野球の硬球は、石同然の衝撃をあたえてしまいます。
今では、危険球を投げた場合は、即退場ではなく、審判の判断にゆだねられるようになりました。
変化球のすっぽ抜けで頭をかすった程度でも即退場だったころに比べて、1つのプレーをしっかり判断するというワンクッションが敷かれた形です。