初期の「万博」にあった展示物に対する金メダルなどの表彰制度
初期の「万博」にあった展示物に対する金メダルなどの表彰制度
世界初の万国博覧会は、1851年にロンドンで開催されました。
当時のイギリスの人口は1800万人くらいでしたが、5ヶ月余りの開催期間中に総人口の3分の1にあたる600万人を超える入場者があり大成功を収めました。
それを皮切りに、欧米諸国を中心に万博ブームが起こり、各国で続々と開催されるようになったのです。
そんな当時の万博では、展示物に対して金メダルなどの表彰制度がありました。
メダルを受賞することは、その展示物の大きな宣伝となっていたようです。
そんな中で、注目され評判となったのが「ミシン」です。
「ミシン」は最初に開かれたロンドン万博から毎回のよう出展されていました。
というのも、「ミシン」は手回し式から足踏み式、さらに電動式へとどんどん技術革新が進み、万博の花形と言われるほど評判となったものでした。