鯉党宣言~カープと雑学ネタ

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東出から天谷、松本、岩本へ~東出道場

前田智から東出へ


そして東出から
天谷、松本、岩本へ

まさに東出道場というべき姿が
チーム向上へ導きます
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ベテランの域に達した東出の姿がそこに


▽天谷らに打撃論

屋内練習場の光景はまるで「東出道場」だった。
全体での打撃練習が2時間、さらに自主参加の居残り打撃が2時間。各選手が交代で打ち、打席を待つ間は打撃論を交わす。活気に満ちた沖縄合同自主トレ初日の中心には、東出がいた。

「球を待ちすぎだよ」
「もっと積極的に振ろう」―。
東出が天谷にトスを上げながら声を掛ける。
25歳松本には、石井、嶋たち左打者のティー打撃を参考にするよう勧めた。

「自分もシーズン中から気になっていた点。東出さんの言葉には説得力がある」と天谷。
助言を受けた後のマシン打撃ではストライクゾーンを広く設定し、強く振ることを心掛けた。
オフの間、東出の徹底指導を受ける岩本は「バットの軌道や下半身の使い方を学んでいる。難しいが、打球の勢いは増した」と感謝する。

打撃技術は「企業秘密」として、チームメートにも教えたがらない野手は多い。
だが東出はその考えを否定する。「若い時、追い込まれた時の考え方を前田さんに聞いていた。
今も僕が末永や天谷の打撃に学ぶことも多いから」

その根底にあるのは全員のレベルが上がり、チームを強くしたいとの思い。
リーダーが引っ張る今年の沖縄には、これまで以上の結束ムードが漂っている。(
中国新聞カープ情報より転載】

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