野村野球の目指すもの

野村謙二郎氏が監督になって、
このブログで記事にするのは初めてです。

いろいろな報道を伝え聞いて、
私たち、いや、少なくとも私が望む野球を目指してくれているようです。
こんなに望むもの、方向性がぴったり来る監督ですから、かなり期待しています。

正直、
達川さんの時はこれから我慢のシーズンが始まると思ったし、
山本浩二さんの時には、過去の実績だけに期待しただけでした。

ブラウン監督就任のときには、そうした雰囲気を変えてくれることに期待しました。
私としては、かなり期待通りに雰囲気変えてくれたと思っていますが、結果が伴わず残念でした。
でも、この2年間は9月まで応援に熱が入りましたから、楽しかったです。

一体なんでしょうか?
投手王国の復活?
機動力野球?
厳しい練習に培われた堅い守備?
そつのない野球?

どれでもありません。
全てがカープの野球です。

新球場に変わって、失策が増えてリーグ最多。
芝のグラウンドに最後まで苦しめられた格好です。
どのチームよりもあの球場になれていないといけませんよね。

ブラウン体制では、のびのび野球を目指すうえで、
コーチ陣が選手をしかることが出来なかったみたいです。
いつベンチが映っても、にこにこして仲良し倶楽部みたいに見えたのは
それが原因かもしれません。
野村野球では、考える野球を目指すそうで、これまでの不満は消えそうです。

カープの伝統であるそつのない野球が壊れている―。
そつのない赤ヘル野球はすきを見せない守りの野球ですが、
この復活にテコ入れしてくれそうです。

大野コーチは今日から入るそうです。
だんだん具体的に目指す野球が見えてくると思います。
しばらく見守りたいと思っています。