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お香の歴史 奈良時代は薬としても使われていた

お香の歴史 奈良時代は薬としても使われていた

 

日本において「香」が使われたのは仏教伝来の頃からと言われています。
さまざまな仏教儀礼とともに香もまた、大陸から伝えられました。

 

日本で最も古いとされている「香」の記録は、『日本書紀』にあります。
「ひと抱えもある大きな沈水香木が淡路島に漂着し、島人がそれと知らずかまどに入れて薪とともに燃やしたところ、その煙が遠くまで薫り、これを不思議なこととしてこの木を朝廷に献上した」とあります。

「香」は、主に仏前を浄め、邪気を払うものとして用いられていました。
香料は、直接火にくべてたかれていたと考えられますが、今もお線香をあげますよね。

 

そんなお香ですが、それ以外の近い道として薬としても使われいました。
奈良の唐招提寺を建立した鑑真は、日本にやって来た時に多くの香木や香料を持ってきました。
その際に、香の配合技術も伝えたと言われて、神へのお供えとして使われただけではなく、「薬」としても使われたそうです。

 

 

 

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