鯉党宣言~カープと雑学ネタ

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「銭湯」の由来と「温泉」の違いを一言でいうと

「銭湯」の「温泉」の違いを一言でいうと

「銭湯」の「温泉」の違いを一言で説明すると、「銭湯」は人工的な公衆浴場であるのに対して、「温泉」はそのほとんどが自然によって作られたものです。

また温泉の定義は、「温泉法」で定められていますので、それをクリアしないと「温泉」とは呼べません

「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。
-温泉法 第2条- 


そんな「銭湯」の由来を探ってみると、寺院と深い関係にありました。
入浴は仏教が伝来した際に広がったとされていて、仏教では体を洗い清めることが、仏に仕える者のお勤めだとされていたのです。


寺院では七堂伽藍の1つに浴堂を数え、施浴が盛んに行なわれました。奈良の東大寺法華寺には、今でも大湯屋や浴堂が残っており、当時の名残りをとどめています。

当時、庶民の家には浴室がなく、寺院の施浴は仏教のお勤めということだけでなく、施浴は庶民にとって、うれしい施しでした。
施浴によって、お風呂につかることが広まり、平安時代末期には京都に銭湯のはしりともいえる「湯屋」が登場します。

奈良から平安にかけて寺院で行われた「施浴」こそが、公衆浴場の由来と言えます。

 

 

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