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夏目漱石「吾輩は猫である」本のタイトル決定エピソードが面白い

夏目漱石吾輩は猫である」本のタイトル決定までが面白い

夏目漱石の全作品の中でも最高傑作と言えば「吾輩は猫である
夏目漱石の数ある作品の中でも、この作品だけは読んだことがあるという人は少なくないはずです。

そんな「吾輩は猫である」という本のタイトルは、一度聞いたら忘れられないとてもユニークなものです。
そんなタイトルが、もしかしたら「猫伝」というタイトルになっていたのかもしれないのです。

 

この小説は雑誌「ホトトギス」に掲載されました。

その雑誌の編集に関わり、漱石に小説を書くことをすすめた人物が、正岡子規の弟子の高浜虚子です。
実は、「吾輩は猫である」のタイトルをつけたのも、高浜虚子だとされています。

虚子は後に書いたとされる文によると、
「猫伝」がタイトル候補だったそうです。

虚子によると、漱石は「名前はどうでもいいから勝手につけてくれ」と言ったそうで、もしかしたら「猫伝」というタイトルになっていたのかもしれません。

 

もしそうだったら、ここまで有名な小説になっていたかどうか、想像できませんよね。

 

 

 

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