2022-02-09 曲芸・軽業を意味する「アクロバット」の語源は「綱渡り」 曲芸・軽業を意味する「アクロバット」の語源は「綱渡り」 「アクロバット」は、英語由来の外来語です。英語では「曲芸」とか「軽業」として原罪も使われています。よく航空ショーなどを伝えるニュースで「アクロバット飛行」という表現を聞くこともありますから、この言葉はおなじみだと思います。 「アクロバット」の語源は、古代ギリシャ語の「アクロバテース(akrobates)」という言葉で、曲芸「綱渡り」に関係しているんだそうです。 「アクロバテース(akrobates)」の「akro」は"先端、頂上"、「bates」は"歩く人"という意味です。 だから、「アクロバテース」で「つま先で歩く人」となって、細いところを歩くようなことを表し、動きが軽快な人、綱渡りなど見世物を行う曲芸師を表すようにもなりました。 「アクロバット」という言葉、スポーツや舞台など、曲芸的な高度な技を使うシーンでよく表現されます。今回の北京オリンピック、特にスノーボードのハーフパイプなどの種目で、実況や解説者からこの言葉が聞かれるかもしれませんね。 kenbunroku-net.com