鯉党宣言~カープと雑学ネタ

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明治時代「文明開化の七つ道具」に数えられた「あんぱん」

明治時代「文明開化の七つ道具」に数えられた意外なもの


明治の初期の流行語に「文明開化の7つ道具」というものがありました。
「文明開化」という言葉がはやりだしたときのことです。

「七つ道具」は、資料によって違うので実際は七つ以上あるのですが、その内訳は「新聞社」「郵便」「ガス灯」「蒸気船」「写真絵」「展覧会」「軽気球」「陸蒸気」そして「あんぱん」が取り上げられていました。

 

「あんぱん」が含まれているのはとても意外ですが、当時にしてみれば「あんぱん」の斬新さが、いかに人々に驚きを与えたかがわかります。
木村屋が開発したあんぱんは、
明治天皇に献上されました。
今のイースト菌ではなく、米麹による酒種が使われ、天皇への献上をすすめた山岡鉄舟の心をとらえました。
西洋のパンを日本伝統の酒種を使ってアレンジした、日本の伝統を大切にしながら、西洋のものを取り入れた「和魂洋才」の精神を持つ「あんぱん」が、「文明開化」にふさわしいと山岡鉄舟は考えたそうです。

 

 

 

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