【中国の八仙とは】日本における七福神のようなもの
【中国の八仙とは】日本における七福神のようなもの
中国には、日本の七福神のような八仙というものがあります。
道教の仙人のなかでも代表的な存在であり、中国で一番有名な仙人と聞かれると、ほとんどが八仙と答えるそうです。
八仙とは?
張果老(ちょうかろう)
藍采和(らんさいか)
漢鐘離(かんしょうり)
何仙姑(かせんこ)
李鉄拐(りてっかい)
漢湘子(かんしょうし)
呂洞賓(りょどうひん)
曹国舅(そうこっきゅう)
日本の七福神と同じように、八仙にもさまざまな伝説があるそうです。
そんな伝説の一つ、張果老(ちょうかろう)。
いつも白いロバに乗って1日に数万里もの距離を移動していた張果老は、休憩をするときは、そのロバを紙のように小さく折りたたんで小箱に入れ、乗るときには、水をかけて元のロバに戻したといわれています。
この伝説が日本に伝わって、小箱がひょうたんに、白いロバは馬に変えられて定着した言葉が「ひょうたんから駒」だそうです。