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佐々岡監督「坂倉には会澤を脅かして欲しい」-安仁屋氏との新春対談で語る-

 

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佐々岡監督が安仁屋宗八氏との新春対談で語る-野手編-

デイリースポーツの新春特別企画で、広島東洋カープ20代目の監督に就任した佐々岡監督と、デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏との新春対談が実現しました。 セリーグ覇権奪回に向けて動き始めた佐々岡監督、安仁屋氏は53年ぶりとなる投手出身監督に大きな期待を寄せています。 先日までに、スポニチの新井氏との新春対談記事の抜粋をブログにしましたが、それと読み比べるといいと思います。

捕手について

(安仁屋氏)「捕手については。会沢を筆頭に磯村、坂倉、そしてベテラン石原もいる」 という問いかけに対して坂倉が秋のキャンプで打力で伸びてきている面があるので、何とか使えるというところにいってほしいなと。基本は会沢が中心になると思いますけど、坂倉には会沢を脅かすような存在になってほしい (中村奨成について) 秋では頑張ってましたからね。オフの課題も与えた中で、この2月にどういう形でキャンプに入ってくるか

対談の中では、昨季バッティングでアピールした磯村のことは出てこなかったけど、坂倉のかなり成長を感じさせる言葉にかなり期待させます。

攻撃について

誠也の前後をしっかり打てるバッターが重要になってくるんじゃないかなと。 1点を取る野球、1点を守る野球、カープ野球を継承しつつも、やっぱり打たないと勝てないというのを昨年感じたので。 長打は相手にダメージを与える。 誠也の前後にもホームランを打てる、長打を打てるバッターが欲しいと思います

このあたりはスポニチでも熱く語られていましたから、誠也の前後を打つバッターを誰にするかにかなり集中しているようです。 特典力にも大きく反映されますからね。

誠也の前後、3番5番について

松山の不調も響いたと思いますし、田中の不調もあった。 ただ、今の時代は2番に長打を打てるバッターが入ったりもするので、4番にそこまでこだわるべきかは分からないですけど、オーソドックスであれば4番を軸に3、5番のバッターが重要になるんじゃないかと思います 5番は、ある程度、固定はしたいんですけど、相性とか左右の問題もあるだろうし、体調面も含めて、いろんなデータをそろえた上で考えないといけない。基本はメンバーを固定できたら強いと思いますけど 攻撃と守備は高ヘッドを中心に、打撃に関しては朝山コーチともコミュニケーションを取りながらやっていきたいと思っています

3番5番の具体的な名前は、デイリースポーツでは出ていませんが、スポニチでは、 3番西川、5番松山に期待をかけているような言葉が出ていました。 個人的には、會澤の長打力も5番候補です。 また、新外国人のピレラの打力にも注目ですね。

補強について

他の5球団の補強のことより自分のところの方が…(苦笑) 各球団とも外国人を中心に補強しているけど、うちも外国人は取ってるわけだし、実際に見てみないと分からないこともある。他は他で、まずは自分のチームというところです

新外国人選手については、スポニチでは、野手のピレラよりも、DJジョンソンとスコットにかける期待の大きさが伝わってきました。 さすが、投手出身監督ならではの注目です。

佐々岡監督が語るまとめ

今の段階では先発もいろんなピッチャーがいるし、後ろも数はいる。 野手もセカンドの菊池が残ってくれたのはとても大きい。 外野にしても誠也、西川、長野がいて、野間も秋のキャンプでは良かった。 そういう面では楽しみな部分は十分あると思います。不安もあるけど。期待もしっかりあります」

カープは、佐々岡監督の言う通り、他球団と比べても、選手層は厚いです。 ある程度、選手が離脱したくらいなら、十分にカバーできる戦力が揃っています。 それだけに、ファンにとっても、今季もまた楽しみなシーズンです。 もちろん、十分に優勝を狙える戦力です。 これから評論家による順位予想が並びますが、カープの前評判は昨年までと比べては、そう高くないはずです。 あくまでも、前年優勝チーム、またはAクラスのチームが上位に予想されるはずですが、カープファンは少し余裕で見ておけばいいでしょう。 本当の強さは、シーズン入ってから見せてくれたらいいですからね。




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