鯉党宣言~カープと雑学ネタ

カープファンが野球、愛犬(Mダックス)、好きなアーティスト(BEGINメイン)など興味ある情報を発信しています

「一本立ち」という言葉と「芸者さん」と「線香」との意外な関係

「一本立ち」という言葉と「芸者さん」と「線香」との意外な関係

 

「一本立ち」は、「広い所に樹木などが1本だけ立っていること」、または「他人から援助を受けず、独立して物事をすること」という意味ですが、この言葉が「線香」に関係する言葉とされています。

 

「線香」に火をつけると、燃える時間はある程度一定です。

そうした線香の特性を生かして、「香」の燃えた長さで時間を計る香盤時計が中国で発明され、日本では奈良時代から使われていたそうです。
さらに、江戸時代には「線香」を使った「線香時計」も使われました。
 
それを使っていたある芸者さんの世界。
芸者さんのお座敷の時間を、線香1本が燃え尽きるまでの約30分を基準としていて、その時間を1人で務め上げる芸者さんを1人前として認めていたようです。
そこから「一本立ちする」という言葉が生れたといわれています。
 
 

 

kenbunroku-net.com