「引っ越しそば」自分が食べるもの? それとも近所に配るもの?
「引っ越しそば」
自分が食べるもの? それとも近所に配るもの?
引っ越しシーズンを迎え、街中を走っていると引っ越し業者のトラックがマンション横に止まっていて、荷物を運び出したり、運び入れたりするところを目にします。
引っ越しと言えば、「引っ越しそば」がつきものですが、実はこの認識に関して間違ってとらえている方が多いようです。
あるリサーチ会社が行ったアンケートによると、「引っ越し先で食べる」とした人が全体の49%、一方で「近隣に配る」を選んだ人は27%で、「引っ越し先で食べる」の方が圧倒的に多かったのです。
ところが、広辞苑で調べてみると「転居した際、その近隣に近づきのしるしに配る蕎麦」とあり「おそばに参りました」という意味もかけているそうです。
「引越しそば」は江戸時代にはじまった歴史のある習慣です。
現代では、そばではなく、ご近所にタオルを渡したり、お近づきの挨拶の習慣は続いています。
現代では、そばではなく、ご近所にタオルを渡したり、お近づきの挨拶の習慣は続いています。