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「四面楚歌」の由来となった項羽と劉邦の戦い

「四面楚歌」の由来となった項羽と劉邦の戦い


紀元前3世紀、秦の始皇帝亡き後、項羽と劉邦は、天下をかけて戦いました。
勝ったのは、劉邦の国・漢が天下を取りました。

そして、「もはやこれまで」と負けを悟ったのは、項羽が最後の砦の周囲から楚の歌が聞こえたからです。
味方だったはずの兵が、敵に取り込まれ、漢の兵隊の一員になっていたからです。
ここから生まれた言葉が「四面楚歌」です。
 

そのことは、「史記」でこのように記されています。

夜聞漢軍四面皆楚歌。
項王乃大驚日、
漢皆己得楚乎。
是何楚人之多也。
史記

「漢の軍が皆で楚の歌を歌っていた。項羽大いに驚いて曰く、漢は既に楚を手に入れたのか。敵の軍に何と楚の人が多いことか」という意味です。

 




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