「料理を堪能」と「語学が堪能」では同じ「堪能」でも別々の言葉だった
「料理を堪能」と「語学が堪能」では同じ「堪能」でも別々の言葉だった
「料理を堪能」する堪能は、満足するという意味があります。
「語学が堪能」という時の、堪能は満足するという意味ではないですよね。
「堪」は、もともと"たん"とは読みません。
「堪忍袋」というように"かん"と読むのが一般的です。
この元々の"堪える"という言葉は、耐えるとか、こらえるなどの意味を持ち、忍耐力という意味が元々の意味のようです。
語学を習得するためには、大変な努力と忍耐力が必要です。
そう考えると、この「堪能」という本来の意味であることがわかりますよね。